|   | ハイツの花だより |  |
| 2014/05/20 | シャリンバイ |  | by そよご |
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シャリンバイ (車輪梅・常緑低木) 今、ハイツ中の花壇には、色とりどりの花が咲き乱れ、一番良い時期ですね。通りすがりに思わず立ち止まって眺めてしまいます。 その中で、12・13・14号棟入口の両脇で、丁度目の高さで白い花が咲き始めたのが「シャリンバイ」です。漢字表記「車輪梅」のとおり、枝先に葉がぐるりと集まって付き、これが車輪に似ています。 小花は梅の花に似て、秋には黒紫色の実をつけます。 同じような葉の付き方をするものに、トベラ、ウバメガシ、モッコクがあります。12号棟入口右側にはシャリンバイとトベラが並んでいるので、比べて見てはいかがでしょう。
海岸近くで自生しているので、潮害や大気汚染に強いため、高速道路の植え込みや公園、庭木として植えられています。 奄美大島特産の大島紬の草木染材料として、樹皮のチップを煮込んで染液を作ります。そして沖縄の芭蕉布の染料にも利用されています。随分昔から役に立っているのですね。
一口メモ 変種として葉の先が丸っぽい「マルバシャリンバイ」や葉が小さい「ヒメシャリンバイ」、園芸品種でピンク色の花もあります。 別名「タチシャリンバイ」と呼ばれるように、樹高が5メートル位になるものもあります。
原産:日本、東アジア 分類:バラ科シャリンバイ属 花期:5月~6月
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