|   | ハイツの花だより |  |
ハイツの花だよりは毎月20日頃発行、時々休刊 
センリョウ1 [ 場所] 
センリョウ2 [ 場所] 
センリョウ3 [ 場所] 
マンリョウ [ 場所] マンリョウとセンリョウ (常緑低木)日本古来の縁起植物です。 冬になるととにかく目立ち、正月を飾るのに絶対必要な万両と千両の花は7月の梅雨時なのですが、今年は少し早く6月10日頃には咲き始めました。 マンリョウとセンリョウは同じころに実を付けますが、何故か早く実が無くなるのはセンリョウなので「何故だろう?」いつも不思議に感じます。 センリョウもマンリョウも実は不味いそうです。マンリョウは葉の間に実を付けます。それに対して、木のてっぺんに実を付けるセンリョウは目立ち、早く実を食べられてしまうのだろう。と単純な結論に勝手にしました。
赤と緑で私達が見ても目立ちますが、鳥の色覚は人間とよく似ているそうで、赤い実は鳥にも赤く熟れて美味しそうに見えるそうですが、実はマズイそうです。それは一度に食べられないようにするためです。マンリョウの種子は鳥の消化管を通ってはじめて芽が出るように細工が施されているそうです。
上の実の他にもナンテン、アオキ、ピラカンサ、イイギリ、モチノキ、ソヨゴ等々。どの鳥がどの実を好むのか赤い実の不思議についての研究は如何でしょう。イイギリ以外はハイツ内の何処かに有ります。
一口メモ マンリョウ(万両)センリョウ(千両)は有名ですが、実は、百両も十両もあります。 カラタチバナを(百両)ヤブコウジを(十両)と言い、どちらも赤い実です。
2020/04/28 | |  | by そよご |
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フジ (藤・落葉性ツル性木本) サクラ、ハナミズキに続いて藤の花が咲き始めました。 フジ色・・・なんとなく優しい感じがします。 万葉集でも数多く詠まれていて、古くから親しまれている花です。 ツルが右巻きで、花の房が長いのがフジ(ノダフジ)で、日除け・木陰用の棚で、花序が基部から順に枝垂れるように咲くととても豪華です。 ツルが左巻きで、花の房が短いものがヤマフジ(ノフジ)で、花は団子状に咲き、鉢植えでも楽しめます。 近づくと甘い香りがし、マルハナバチが飛んでいるので気を付けましょう! 身近で見られるフジの花の多くは園芸品種で、青紫、薄紫、ピンク、白色等もあります。 花後はまるでインゲン豆のような種がぶら下がります。 ツルは丈夫なので籠等を編んで利用されています。 全国各地に名所がありますが、外出自粛で残念!!今年はあきらめて・・・俣野公園野球場入り口や市ハイツ2号棟、県ハイツ集会所前のフジ棚もこれから見頃を迎えます。 圧巻は新緑の山中で見るフジです!!
原産:日本 分類:マメ科 フジ属 花期:4月~6月

ユキヤナギ1 [ 場所] 
ユキヤナギ2 [ 場所] 
ユキヤナギ3 [ 場所] ユキヤナギ (雪柳・落葉低木) 春、季節外れの雪が積もったように、小さな白い花が木全体を覆うように咲きます。 なんとも風情を感じる、たおやかな名前ですね。かすかに香ります。 家の庭や公園によく植えられこの時期、白く華やかな空間は目立ちます。 葉は小さくて細長く、枝はヤナギのように長く枝垂れるのでこの名がついています。 が・・この様に描写出来るユキヤナギをハイツ内で探すとすれば、一ヶ所7号棟学校側の階段の上で、とてもきれいに枝垂れて咲いています。今が見頃です。 また、秋の黄色の葉や冬芽はうすいピンク色と楽しみ方は色々です。
ご多分に漏れず、ユキヤナギの園芸種も販売されています。 花の色は桃色で、花名は「フジノピンキー」といいます。
バラ科シモツケ属 花期3月下旬~4月 別名に、1)コゴメバナ(小米花)2)イワヤナギ(岩柳)があります。 1)花が散ると地面に小米(砕いた米の事)を撒いたように見えることから。 2)日本の低い山の川沿いの岩場に自生している(原産を中国とする説がある)。
*仲間に、コデマリ(小手毬)、シジミバナ(蜆花)があり、こちらの花期は5月です。
2019/07/30 | |  | by そよご |
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アメリカナツツバキ1 [ 場所] 
アメリカナツツバキ2 [ 場所] 
アメリカナツツバキ3 [ 場所] アメリカナツツバキ (落葉低木) 沙羅(夏椿)やヒメシャラが咲き終わってから咲き始めます。 名前の通り1770年代にアメリカ(ジョージア州・マラタマハ河畔)で発見されて、現在、野生の株は全滅している状態です。 別名、フランクリン・マラタマハと言われています。
集会所西花壇の1本に付いていた2個の蕾が、1個咲き始めました。 花径7~8㎝で白い花びらに黄色のたくさんのおしべがついていて、とてもきれいです。 葉っぱも長楕円形で10~15㎝あり、紅葉がきれいなので庭木として人気があります。
原産:北アメリカ 分類:ツバキ科 ナツツバキ属 花期:8月~10月

ヒメザクロ1 [ 場所] 
ヒメザクロ2 [ 場所] 
ハナザクロ1 [ 場所] 
ハナザクロ2 [ 場所] ヒメザクロ (姫石榴・落葉低木) 県ハイツ管理棟正面入口右手に鮮やかな緑の木の間から、朱色の花が華やかに咲いていて、とても目立ちます。 ハッキリ断定できませんが、樹高、実の大きさからヒメザクロ(姫石榴)ではないかと思われます。毎年この花を楽しみにし、食した事はありませんが、どんな味だろう、渋くないのかナなどと色々考えています。 そして、市ハイツ管理棟近くには、ハナザクロ(花石榴)があります。アレッ以前はもっと大きかったような・・と感じましたが、やはり剪定されていて少し残念でした。
花を目的にした園芸種を「花ザクロ」と言い、実を目的としたものを「実ザクロ」として区別します。市ハイツの花は白い斑が入った華やかなもので一見をお薦めします。 ハナザクロは、雄シベが花弁に変化,八重咲となったものが多い。
ザクロは昔から縁起木として、庭に植えられていました。実に種子が多数入っている事から、世界的に子宝のシンボルとされています。 薬効については渡来以来、樹皮、果皮を含め丸ごと有効利用されています。近頃は健康や美容ブームで情報が飛び交っています。 これを機にベンキョウをお薦めします。
一口メモ ザクロ科ザクロ属。原産地は小アジア~アフガニスタン。 ザクロは平安末期~鎌倉初期に渡来したと思われます。 漢名は、安石榴。 日本字では、石榴・柘榴・佐久呂等が当てられる。 石の字が付くのは、 1) 根の傍に石を置けば実多し。 2) 実が付かない時は木のまた、あるいは根に石を置く。
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