|   | ハイツの花だより |  |
| 2013/11/20 | ヤツデ |  | by そよご |
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ヤツデ (八手・常緑低木) 花の少ないこの時期に日だまりの中で、白い花を円錐状に次々と咲かせます。よく見ると小さなたくさんの花が球状に先端の方から咲いています。そして翌年の5月頃には黒い実になります。
「八手」の名前は、掌状に7~11に大きく切れ込み、深い緑色で光沢のある葉っぱを「手」に見立て、「八」は数が多いの意味で、末広がりで縁起が良い数字として命名されたようです。大きな手のような葉が人を招くという「千客万来」の縁起を担いで、玄関先や門の脇に植えられている所もあります。 叉、大きな葉っぱが魔物を追い払う力があると考えられて、別名「テングノハウチワ」とも言われています。 日陰でもよく育つので、庭の隅っこでも見かけます。 手入れのされていない雑木林等では、木々の足元にたくさん自生していて邪魔者扱いされているようです。 ハイツ周辺でも数年前まではあちこちで見かけましたが、最近では少なくなりました。 子供の頃、竹鉄砲のタマとして実を詰めて、ババーン!と飛ばして遊んだり、ままごと遊びをした記憶があります。
原産:日本(東北南部~南西諸島) 分類:ウコギ科ヤツデ属 花期:11月~12月
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