|   | ハイツの花だより |  |
ウツギ (空木・落葉低木) ♪ 卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて・・・と歌われている、文部省唱歌の、あの「ウノハナ」のことです。 真っ白で清楚で、夏の到来を告げる花として、万葉集以来歌に多く詠まれています。正式名は「ウツギ」。漢字は、「空木」や「卯木」の字を当てます。そして、別名を「ウノハナ」といいます。 名前の由来は、 1、花期が陰暦の卯月に当たるので古名をウノハナ(卯の花)と呼ばれる。 2、折ってみれば解りますが、幹が空洞に成っているので空木とする説。 3、この木で釘を作って打ち込むから「打つ木」との説。他
ハイツを含む俣野町、深谷町周辺での自生種は、ウツギとマルバウツギだと知りました。以前はよく見かけたものですが、探すのに手こずりました。 19号棟北側に咲くウツギはベニウツギ系の園芸種と思われます。 「ウツギハナ(花)」がつづまって、ウノハナになったという説があります。 ウツギは品種によって花期がまちまちですので、探しながら楽しんで下さい。
一口メモ ユキノシタ科 → ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ、バイカウツギ他 スイカズラ科 → タニウツギ、ニシキウツギ、ハコネウツギ、ベニウツギ等
ウツギの名が付いていますが、花の形が全く違い、色も多彩なスイカズラ科は植物的には全く別物です。ウツギの名が付くものはバラ科にもあります。
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