|   | ハイツの花だより |  |
| 2013/03/20 | ヒュウガミズキ |  | by そよご |
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ヒュウガミズキ (日向水木・落葉低木) このところの暖かさで春の訪れを告げる色々な花がハイツでも咲き始めました。ヒュウガミズキはあまり目立たたないのですが、たくさん列植されているのですぐに気が付くと思います。 箒を上向きにした様な細い枝に、新芽かな?と思うような可愛らしい花で、長さ2センチ位の短い穂状花序に小さな薄黄色の花が1~3個咲きます。 花が終わると広円形の葉が出ます。2~5センチ位でシワが目立ち、ふちには鋸歯があります。 名前の由来は、とてもよく似ている大振りの「トサミズキ」より小さいので「ヒメミズキ」が訛ったとか、自生地の1つの京都・丹波地方の領主「明智日向守光秀」からだとか・・・諸説あります。別名「イヨミズキ」とも言われるように、地名がついていますが、実際に自生地としての地名がとり入れられているのは「トサミズキ」だけのようです。 公園や庭木、生垣として植えられて1メートル位に刈り込まれているのをよく見かけます。生花や茶花としても利用されています。
原産:福井・石川・兵庫県、京都府等の限られた地域、台湾 分類:マンサク科トサミズキ属 花期:3月~4月
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