|   | ハイツの花だより |  |
コデマリ (小手毬・落葉低木)風が吹くとしなやかに揺れる姿が好きです。 私がこの花の名前を知ったのは、小学校低学年の頃だったように思います。 花の名前を聞いたとき「コデマリだよ」と母は言いました。 村の中でよく見かける花木でしたが、一軒の農家の庭先に在ったコマデリが強く印象にあります。 この木の特徴である株立ちで、一階屋根の軒まで届きそうな、見上げると白い滝が落ちてくるようで飽きることなく眺めていました。毎年この花が咲く時期が楽しみでした。今でもこの花を見るとやっぱり、あの農家のコマデリが思い浮かびます。 ハイツのコデマリは買物道路のアジサイのうしろ、12号棟駐輪場横や管理棟から15号棟までの通路脇などで風にそよぎ、1週間前まで満開でした。もうそろそろ終りです。
[一口メモ] 原産: 中国中部 分類: バラ科シモツケ属 ハイツ内に植えられているコマデリは密植度を考えると矮性(本来のものより小型に改良されたもの)のようにおもいます。
*オオデマリ(大手毬)と呼ばれてコデマリを大きくし、似たような花があります(21号棟北側駐輪場脇)。コデマリとは科も属も違います。
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