ツバキ (椿・常緑高木)
世界で約30属・500種、その内日本では7属・20種の原種があり、 これを交雑した園芸種は5000以上あるとも言われています。
冬から春に掛けて濃い緑の艶のある葉っぱの中に咲き、ハイツ内にも あちこちにあり、今が見頃でしばらく楽しめます。
ヤブツバキのように4㎝位のものから13㎝以上の花をつけるものや、 色も真っ白から真っ赤まで色々な染め分けを楽しむ事ができます。
1本の木で白・赤・ピンク・斑入りのまだら模様になっているものも あります。
花びらの枚数も多種多様で、バラやシャクヤクかと思うようなものから、ワビスケのように素朴で質素な感じのものもあります。
梅雨時に挿し木で増やすこともできますが、チャドクガの幼虫(毛虫) の毛に触れるとひどい痒みがあるので気をつけて下さい。
良く似たサザンカは秋から冬に掛けて咲き、花びらが1枚ずつ散るの に対し、ツバキは花ごと落ちるので違いが分かります。
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ハイツ植物図鑑の監修員が毎月折々の花を1品ずつご紹介します。(2011.4.1連載開始)