|   | ハイツの花だより |  |
レンギョウ (連翹・落葉低木) 春を知らせる花の色は黄色が目立つように思えますが、もしかしたら、葉に先だって花を咲かせ満開になると枝も幹も黄金色の花で埋め尽くす、この花の鮮やかさが一役買っているのかもしれませんね。 レンギョウは半ツル性で、新枝が伸び垂れ下がる性質があり、少し高い場所に植えると湾曲して垂れる枝に、花が咲くので一段と見ごたえがあります。 が・・、ハイツで見られるのは、低い垣根のように刈り込んでしまっているため何ともしょぼいレンギョウでとても残念です。原産は中国です。人気が高く世界中で植えられているそうです。 ヤマトレンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、そして、ご多分に漏れず園芸種もあり、リンウッド・ゴールドなどは豪華です。 ハイツのレンギョウは、特徴からシナレンギョウと思われます。 和名は「連翹」をレンギョウと音読みしたものですが、本家の中国で「連翹」と言えば、日本でいうところの「トモエソウ」の事です。 ややこしいですが、豆知識として如何ですか。漢字も難しいですね。
一口メモ この花木の渡来年は、わりと明確で1681~1683年の間に、漢方薬の材料として入り、果実を利尿、消炎、解毒に使いました。 茶花としては4月の花ですが、初めて使われたのは享保9年(1724)10月に使った記録があるそうです。利休の時代には利用されていないようです。
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