|   | ハイツの花だより |  |
| 2013/01/20 | 縁起の良い草木 |  | by そよご |
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縁起の良い草木 この時季、紹介する花をハイツ内で探すのに苦労します。 今回、赤い実で人目を引き、お正月とも深いつながりを持つ縁起の良い草・木を紹介します。
◇ マンリョウ(万両)・・・ヤブコウジ科(常緑小低木) 幹は1本立ちで、上の方で小枝に分かれ、葉の下に実を付けるので、鳥たちに食べられにくいせいか、初夏に花が咲く頃まで実が残っているのを見かけることがあります。センリョウに比べて実(金額)が大きいので下向きに実が付いているとの説もあります。 赤の他にシロミノマンリョウ(白実の万両)もあります。
◇ センリョウ(千両)・・・センリョウ科(常緑低木) これこそ正月用お花に欠かせませんね。株立ちになりまとまっているのでとても目立ちます。マンリョウより小粒で葉の上に実が付くので、鳥たちに狙われてボウズにされてしまいます。 キミノセンリョウ(黄実の千両)もあります。 ハイツ内では見かけませんが、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)、アリドオシ(一両)と言われて、赤い実のつく常緑小低木もあり、庭木にしたり、玄関、床の間に飾ったりすると金運に恵まれるそうです。
◇ ナンテン(南天)・・・メギ科(常緑低木) 難を転ずる⇒縁起が良いと言われ、魔除け・火災除けとして庭に植えられています。お赤飯にナンテンの葉が添えられているのも厄除けとしての役目がある訳です。赤い実は咳止めの薬に用いられています。
◇ オモト(万年青)・・・ユリ科(スズラン科の説も有)(常緑多年草) 徳川家康が江戸城に入る時、オモトを床の間に飾っておいたとの故事により、不老長寿・万年も家が繁栄する象徴として、引越しの時玄関に飾り、その後庭に植えると良いとされています。
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