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2018/03/17 | コブシ | | by そよご |
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コブシ (辛夷・落葉小高木) サクラより先に咲き、♪~コブシ咲くあの丘~北国の春~♪と歌われているように、春の訪れを告げる花木として親しまれているコブシの花ですが、このところの温かさで一気に咲き始めました。 羽毛に包まれたような蕾が子どもの握りこぶしに似ているからとか、秋の実が拳に似ているからということで名付けられました。 別名「田打桜・タウチサクラ」と言われるのは、花が咲き始めたら田植えを始める、里芋を植える等、農作業の目安とされていることからのようです。 よく似た花のハクモクレンも咲き始めていますが、コブシは花の下に小さな葉が一つ付き、小さくて、花びらを大きく広げて横向きに咲きます。ハクモクレンの花は大きくて、上向きに咲きます。 もう一つの似た花タムシバは、少し遅れて4月頃から咲き始めますが、花の下に葉がないことで見分けます。 葉の出る前に咲き、満開になると真っ白になり見応えがあります。
一口メモ: モクレン属(ホウノキ・オガタマノキ・タイサンボク等)の花は甘い良い匂いがします。 コブシは香水の原料としても利用されています。
原産:日本 分類:モクレン科モクレン属 花期:3月~5月
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