|   | ハイツの花だより |  |
| 2012/07/20 | ノウゼンカズラ |  | by そよご |
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ノウゼンカズラ (凌霄花・落葉つる性木本)
真夏の炎天下に派手なラッパ型の橙色(オレンジ色)の花を咲かせるノウゼンカズラは、フェンスや樹木、塀などに絡みついて、よじのぼり型のつる性で、遠目にも目立つ花です。樹木をすっぽり覆って我が物顔で咲いているのを見かけます。『凌霄花・りょうしょうか』の霄は「空」の意味があり、空に向かって高く咲く花の姿を表しているのだそうです。 一日花で次から次へと咲き続け、花木の中では一番日光が好きな部類の花らしく、雨の日が続いたり、木陰になる所では蕾のまま落ちてしまいます。日本へは平安時代に渡来し、花や茎が漢方薬として用いられています。子どもの頃「毒があるから触ってはいけない」と言われた記憶がありますが、調べたら特に毒性はないようです。 同種でアメリカ原産のアメリカノウゼンカズラは小ぶりで細長いラッパ状に咲き、濃い赤橙色をしてあまり目立たない感じですが、最近はピンクや黄色もあるようです。 ハイツでは20年以上経ち、フェンスを巻き込んだ状態で立派な幹になった1本が、今年も花が咲き始めました。(写真の木の場所はK-110です)原産:中国分類:ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属花期:6月下旬~9月上旬
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