|   | ハイツの花だより |  |
ジャノメエリカ (蛇の目エリカ:常緑低木)♪青い海を見つめて 伊豆の山蔭に エリカの花は 咲くと言う・・・♪ エリカと言えば反射的に、この歌が浮かんできます。もちろん西田佐知子さんが歌い、題名は「エリカの花散る時」です。何とも哀愁のある歌ですね。 若い人はエリカと言えば「別にィ」のエリカ様でしょうか? それにしても、彼女は大変な美人ですが、前回の花に例えれば・大輪のバラでしょうね。 今月の花は、桃色の小さな壺形で高さ2㍍程の花ですが、木一面に花が付き、離れて見ると豪華です。最近は、花形が筒形、鐘形で、耐寒性がより強化された園芸種が店先に並びます。
エリカの英名は、荒れ地を意味する「ヒース」です。 「嵐が丘」の荒涼たる原野にヒースと言う植物が出てきたことは、よく覚えていますが、エリカとは結びつきませんでした。ドイツ語では「ハイデ」。ヒースとハイデは、ヒースエリカなどとジャノメエリカの別名になっています。 日本名は、学名の「エリーカ」からの様ですが、それでは、「蛇の目」はどこからでしょう。花の中の黒い葯(ヤク・花粉袋)が蛇の目に見えるそうです。覗いて見ては如何ですか。 *ハイツの中にもエリカの木は確認できますが、花が付いていませんのでちょっと紹介が難しいです。でも、少しですがお知らせします。
一口メモ ツツジ科エリカ属 エリカ属は700種以上あり、原種の90%以上がアフリカで、あとはヨーロッパです。ヨーロッパでは庭木として欠かせないようです。 大正時代に輸入され、花期は11月~3月で、耐寒性があり庭木として根強い人気があります。
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