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| 2012/09/20 | ハナゾノツクバネウツギ |  | by そよご |
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ハナゾノツクバネウツギ (花園衝羽根空木・常緑~半落葉低木) ちょっと長いですが、ひびきも漢字も雅な名前ですね。 たぶん別名「アベリア」の方がお馴染みかもしれません。 ウツギの仲間の一部には学名に(Abelia)が付いています。 学名が通称になった訳です。初夏から秋までの長い期間次から次へと咲いていますが、あまり目立たたない花です。 花の少ないこの時期に、暑さに負けず可愛らしい筒状鐘形の白花を咲かせて、近づくと良い香りがします。 花の散ったあとの萼が、お正月遊びの「衝羽根」に似ている事から名付けられたようです。 中国原産の野生種を元に作られた園芸種で、日本には大正時代に渡来、公園や生垣等に大変重宝され、東京オリンピックの頃から一般的になりました。性質が丈夫で、乾燥にも強く、刈り込みに耐えられるため、道路の緑地帯や街路樹の植え込みでも、年2~3回刈り込まれて樹形が保たれているのを見かけます。 花言葉は『強運・謙虚・謙譲』・・・・なんとなく納得です。
斑入りの葉や強い芳香性のある物等園芸種が出ていますが、俣野公園ではピンク色の花(エドワード・ゴーチャ)が咲いていますよ。
原産:中国 分類:スイカズラ科ツクバネウツギ属 花期:5月~11月
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