|   | ハイツの花だより |  |
| 2014/01/20 | アセビ |  | by そよご |
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アセビ (馬酔木・常緑低木) 寒いこの時期、赤っぽい小花が集まって咲いているように見えるのが、早春に咲く準備をしている「馬酔木」です。 春に花が終わって夏頃から小さな花芽を付け、蕾の状態で越冬します。そろそろ咲き始める頃です。 花はスズランやドウダンツツジのように小さなツボ型の小花を下向きの房状にたくさん付けて、とても可愛らしいです。 別名「アシビ」・「アセボ」・「アセミ」とも言われ、何れも漢字では「馬酔木」と書かれています。名前の由来は「葉・樹皮・花」にアセボトキシンという有毒成分が有り、馬や鹿が食べると、神経が麻痺し酔ったような状態になることから付けられたと言われています。嘔吐、下痢、四肢痙攣、酩酊状態、呼吸麻痺の中毒症状になる有毒植物です。気をつけましょう! 本州、四国、九州の山地に自生していますが、公園や庭木、生垣、盆栽として楽しまれています。万葉集にも詠まれていて古くから日本で親しまれている花木です。基本種は白花ですが、園芸品種ではピンクや赤花もあります。 ハイツ内では、構内改修時にたくさん植えられていたのですが、なぜか枯れてしまって少なくなってしまいました。
原産 : 日本 分類 : ツツジ科アセビ属 花期 : 2月~5月
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