防災アンケートを踏まえて(災害啓発ビラ№4)
9月に実施した防災アンケートの結果、次のような注意点を
共有する必要がありますので、ぜひ読んでください。
〇「在宅避難」が基本です。
・避難所は、地震などで自宅が被災し生活できなくなった
場合などに避難生活を送る場所です。
(市ハイツでは、横浜深谷台小学校が地域防災拠点として
指定されています)
・自宅が住める限りは、在宅避難が基本です。
・在宅避難のメリットは、次のとおり。
①住み慣れた家で、家族と普段に近い環境で生活できる
②プライバシーも守れるため、ストレスを軽減できる
③感染症のリスクを減らすことができる。
〇食料等の備蓄は、10日分以上用意しましょう。
・震度6強程度の地震が起きた場合、停電は8日以上続く
と予想されています。
・快適な在宅避難のために、普段から10日分以上の食料等を
備蓄しておきましょう。
・必要なものは、食料・飲料水・災害用トイレセットです。
・食料については、カセットコンロと湯煎用ポリ袋
(100°Cでも溶けないもの)があり、かつ普段食べている
お米やホットケーキミックスなどを切らさずにおけば、
主食はそれで大丈夫です。
・アンケートでは、半数以上の方が3日分以下の備蓄と
回答していました。
〇事前の怪我防止対策をしましょう。
・地震時には、道路や病院の混乱などにより適切な対応が
期待できません。
このため、事前の怪我防止対策が重要となります。
・アンケートの結果では、家具・家電の落下・転倒防止
対策については、6割の方が実施済みでしたが、未実
施の方も多くいます。
上部のポール式器具と家具の下のストッパーを組み合わ
せるとより効果的ですので、ぜひ設置して未然の事故防
止につなげましょう。
・また、ガラス飛散防止対策については、未実施の方が
8割以上いました。こちらの対策もぜひ行いましょう。
〇不安を感じている点について
・ライフラインが止まる
⇒前頁を参考に事前の準備を進めましょう。
・地震による建物の崩壊が怖い
⇒昨年度実施された耐震補強工事によって、建物の崩壊
の心配は無くなりました。
・トイレ・排水・漏水への不安
⇒災害用トイレセットを準備しましょう。
排水が可能になる放送や連絡があるまでは、水の使用
を控えましょう。
・独居、高齢、家族が遠い
⇒普段から近所の方と交流を保つようにして、お互い
の安否を気遣える関係を築きましょう。
・避難場所への不安
⇒前頁のように、住める限りは在宅避難が基本です。
快適な在宅避難が出来る事前準備を進めましょう。
・放送が聞き取りにくい
⇒管理組合で調査・改良を行う予定です。