| | ハイツの花だより | |
ハイツの花だよりは毎月20日頃発行、時々休刊 ワタ (綿・アオイ科ワタ属 低木) 13号棟入り口左側の花壇にあります。何時頃から植わっていたのか? ハイツ内では初めて見かけました。 ムクゲ・フヨウにそっくりの花ですが、オクラの花にそっくりと言う方がシックリきそうです。 気が付くのが遅くなり、花期は11月頃までですので紹介が少し遅いかもしれません。
綿の原産地は熱帯・亜熱帯(アジア、中南米、中国、インド、アメリカ、パキスタンなど) 初めて日本に伝来したのは8世紀末とされる。明治以降に在来種(和綿)が衰退し、現在日本で使われる綿は、ほぼ100㌫輸入です。 最高級の綿は〃スピーマコットン〃といい〃綿のカシミヤ〃と言われます。
13号棟前に植わっている綿は園芸種であろうと思われます。栽培に適した環境は「風通しと日当たり」が一番の条件だそうです。日当たりが悪いと成長に著しく影響するようです。植えられている場所は条件に合っているようです。花の色も豊富でピンク色、白色、クリーム色などがあるようです。
何十年ぶりに植わった綿を見て、懐かしくいろんなことが思い出されました。
ブーゲンビリア1 [ 場所]
ブーゲンビリア2 [ 場所] ブーゲンビリア (オシロイバナ科 ツル性熱帯低木) 紹介するのはブーゲンビリアです。昨年から特に夏の暑さが厳しく、うんざりする時もありますが、夏の花はハットするほど目を引く色が多く 花言葉は色の鮮やかさから『情熱・魅力・あなたしか見えない』などと、例えられるそうです。 全く色鮮やかで、赤・ピンク・白・紫など夏を象徴する花木です。 5年ほど前から気になっていましたが、花の期間が短く戸惑っているうちに紹介が遅くなりました。
和名は、イカダカズラ(筏葛) この属の種類は南米で10数種あり、世界中に広がっているようです。沖縄で在来種と言われている、サンデリアナ種は伊豆半島南端では露地栽培が可能なようです。但し、霜の降りないことが条件です。 近年の温暖化で、沖縄の花がドリームハイツでも咲いているのを見ます。
11号棟西側で、鉢植えですが紫色の鮮やかな色で大変目立ちます。 花弁のように見える華やかな部分は総苞片で、中心部に筒状の先に小さな白色の花を付けます。 花屋さんでもいろんな種類の園芸種のブーゲンビリアを見かけます。 冬の間の霜さえ気を付けてハイツでの栽培に挑戦されてはいかがでしょう。
スイフヨウ1 [ 場所]
スイフヨウ2 [ 場所]
スイフヨウ3 [ 場所] フヨウ (芙蓉) 古くに中国から渡来し、初夏から秋まで大輪の花が次々と咲き、7月から10月まで楽しめます。花の寿命は一日ですが、花茎10㎝ほどの5弁花は美しく、中国では古い時代から美人を形容する時に例える美花です。 花は、艶やかで、清楚、ちょっと憂いを漂わせているようにも見えるとされ、美人をたとえる時「芙蓉の顔・ふようのかんばせ」と表現するそうです。 暖地の沿海地の自生しますが、現在では庭木として花壇で多く見られます。 *葉は掌状に浅く裂ける *果実は熟すと5裂する
スイフヨウ (酔芙蓉) フヨウの園芸種です。花弁は20~25枚・内側のものほど小さくなり、いわゆる獅子咲きになります。雄しべや雌しべは不完全で実は付きません。 朝開いた時には白色の花が、昼にはピンク色、夕方には紅をおび、酒を飲んだようだと。この状況が名前の由来です。
分類 アオイ科フヨウ属 落葉低木 花期 7~10月 原産 中国2021/07/21 | | | by そよご |
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シモツケ1 [ 場所]
シモツケ2 [ 場所]
シモツケ3 [ 場所]
シモツケ4 [ 場所] シモツケ (下野・常緑低木) 公園の植え込みや庭木として植えられ、小さな花(直径3~6ミリ)が集まり1つの房状に咲き、とても可愛い花です。コデマリに似た感じで、同じ株に赤色、ピンク色、白色が混ざって咲きます。 名前の由来は、下野の国(栃木県)で発見されたからと言われ、別名キシモツケ(木下野)と言われるのは、よく似た草花のシモツケソウと区別するためだそうです。名前は似てますが、葉っぱや花の咲き方は全然違います。 5月頃から咲き始め、花後に切り戻されて新芽が立ち上がり、今また花をつけ始めました。見頃です。 俣野公園クリエイト近くの入り口近く、霊園の植え込み、県集会所前で見られます。
原産:日本、東アジア 分類:バラ科 シモツケ属 花期:5月~8月
フェイジョア1 [ 場所]
フェイジョア2 [ 場所]
フェイジョア3 [ 場所]
フェイジョア4 [ 場所] フェイジョア (常緑低木) *肉厚の白い花弁と真っ赤な蕊(しべ)の対比が美しい花です。 昭和初期にアメリカから渡来しました。開花は6月頃ですが、市ハイツ1号棟の南側と2号棟南側で、今・正に見頃です。
別名「パイナップルグァバ」と言い、果肉はパイナップルのような香りがし、生食やジャムなどにもいいそうです。果実熟期は10月~11月中旬頃。 又、肉質の花弁は甘く生でも食べられます。
面白い名前ですが、この名前を覚えるのに結構苦労しました。 30年ほど前、作家の山田風太郎がエッセイで「この花の名前を覚えるのに苦労したが、自分なりの妙案を考え、やっと覚えた」と読んで大笑いしながらも、以来私もしっかり覚えました。
一口メモ 原産地はブラジル南部・パラグアイ。フトモモ科で仲間には、ブラシノキ、ユーカリノキ、ギョリュウバイなどがあり花の雰囲気はどことなく似ている。
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